被災直後は、修復してくれる業者が見つかりません。業者も多数の現場を掛け持ちしており、口約束だけしても、まず約束は守ってくれません。
損傷がひどく、モルタルを除去する必要があった我が家の見積もりは、某有名住宅メーカー2社が、それぞれ850万、1050万だと提示しました。平均的な2F建ての住宅なんですが…
1年後、モルタル工事が必要だった1階部分の2側面だけは、工務店に頼んで施工してもらいました。(塗装はDIYしました)それ以外の1階部分や軒下、帯、基礎部分などはDIYしました。5~6回重ね塗りして、材料費+道具代で30万円前後でした。
DIYには、高所作業の危険、専門知識が必要、仕上がりの品質、近隣トラブルなどのリスクがありますが、どれも工夫次第で克服できます。
まず、梯子や脚立は倒れないよう、いちばん下の足部分に木材を垂直に固定していました。
下地処理は、高圧洗浄機がなくても、散水しながらたわしでこすればバッチリです。
養生・塗装方法については、ネットで詳しく調べられ、ホームセンターに行けば手に入らないものはありません。塗料は、好きな色で、一流ブランドの商品を、ネットで安く購入したほうがいいと思います。
油性でなく、水性塗料を使えば、近隣の家に迷惑もかからず、作業はすごく簡単になります。高い塗料を使いましたので、ムラ・塗り残し・乾燥不足などはほぼありませんでした。
塗料を薄めて使うかもしれないと業者の心配をするより、自分でDIYしたほうが耐久性はずっと高いです!
外壁には無数のクラックや脱落あり
外壁には、無数のクラックがはいりました。開口部まわり(窓・ドアの角)は斜め方向に、基礎の立ち上がり・換気口周辺は縦方向に、柱と梁の接合部は水平またはX字型のクラックが多かったようでした。モルタルの広い面積にわたる部分では、揺れによる面全体の歪みで、一部脱落があり、応急処置するまでの数か月は、ビニールシートで覆ったままでした。

*被災後、住宅メーカーがクラックの修復に来てくれましたが、100%シリコーンを使用していました。来てくれたのはありがたいのですが、100%シリコーン(写真)は、浴室・水回り専用で屋外には不向きです。
価格は高くなるけれど、耐候性に優れ、塗装可能な変成シリコーンを使わなければなりません。使用された100%シリコーンをできるだけ除去し、変性シリコーンに埋め替えるのは大変な作業でした。
修復・リフォーム後



*モルタルやサイディングの脱落部分の修復は業者に頼み、塗装はDIYしました。
洗浄後、乾燥したら、水性カチオンシーラー、アンダーフィラー弾性エクセル、下塗り塗料、上塗り塗料の順に塗装しました。アンダーフィラー弾性エクセルと上塗り塗料は、念のため2度塗りしましたので、全部で6度塗りました。

モルタルの除去と修復は業者に任せる
被災から実に1年後、脱落して応急処置していた部分のモルタルの除去、修復の工事が始まりました。防水シートはDIYしようと思いネットで購入していましたが、その他の材料は新しく用意しました。開口部の工事がいちばん手間と時間がかかりました。最後のモルタル吹付が丁寧でなかったのが残念でしたが、その分、塗装を厚めに塗って仕上げました。
クラック修復と塗装(応急処置)
足場を組んで2F壁、破風、屋根の塗装もDIYしたかったのですが、周りに止められ、やむなく業者に頼みました。1階部分は、応急処置も含めて、すべてDIYしました。
クラック補修は、必要に応じてプライマー塗布後に、変性シリコンで埋めました。
脱落している箇所はクラックが大きいので、プライマー塗布後に無収縮モルタルを使いました。無収縮は施工が簡単で、乾燥後にひび割れしませんので耐水性・耐久性に優れます。コストを考えると、業者は無収縮を使いたがらないので、乾燥後のひび割れが目立ちます。












