業者に頼むと、1部屋数十万円の費用が(被災直後は1部屋50万円以上を提示する業者ばかりでした!)DIYだとたったの1万円で済みます。しかも高価なクロス(壁紙)を使ってもです。

クロスは、リフォーム用を選ぶのがポイントです。素人でも、プロとほぼ変わらないように貼れます。コーナーの補強や糊付けを雑に施工する業者に頼むぐらいなら、自分で丁寧にDIYした方がいいです!

カッター、ヘラ、ローラー、クロス(壁紙)などが必要ですが、ネットでほぼ購入できるし安いです。
石膏ボードは、ハンズマンで1枚200円ほどでした(今は400円します)。
クロスには、糊付きと糊なしがあります。ぼくは、コストを考え、安い「糊なし」を選びました。「糊あり」のほうが簡単に貼れますが、すぐに貼ってしまわなければならないのでやっかいです。糊の乾燥を防ぐためビニール袋に入っていますので、一度開封してしまうと乾燥してしまうからです。

クロスの破れは素人でも簡単に修復できる

クロスの破れがひどいと、構造材(柱・梁など)が壊れたのではないかと不安になります。でも、石膏ボードのずれや欠け、ビスの浮きが原因である可能性のほうが高いです。
わが家のクロスの損傷を見た知人の建築士さんでも、「構造材がやられているのでは?」と疑っていましたが、実際にクロスや石膏ボードなどの内装材を取り払ってみると、構造材は大丈夫でした。
それより、石膏ボードや下地材、クロスの貼り方などの施工の質のほうが問題であることがよく分かりました。

cross0021

石膏ボードの継ぎ目の亀裂

cross0031

コーナー部分の亀裂

cross005

コーナー部分と継ぎ目の亀裂

cross004

石膏ボードの歪みによる亀裂

previous arrowprevious arrow
next arrownext arrow

クロスはがしと下地処理を見れば業者の手抜きが分かる

クロス糊がしっかり塗布されていない部分は、指先で軽く引くだけでペリッと剥がれました。剝がすのは楽ですが、施工の雑さにがっかりでした。
石膏ボードにひび割れや穴があれば、パテで埋めて乾燥後にサンディング(研磨)しました。角が欠けていれば、新しいボードへ取り替えました。補修より取り替える方がずっと簡単でしたので、あとで、補修するより全て取り替えればよかったと思いました。

石膏ボードの継ぎ目にはファイバーテープを貼り、コーナーにはプラスチック製のコーナーテープをいれて補強しました。パテ後に平滑にするのが面倒だったのですが、慣れてコツをつかめば簡単になります。わずかな費用と手間がかかるだけで補強できますので、DIYならやるべきです。

いちばん大変だったのが、サンディング(研磨)作業でした。微細な粉塵(パテ粉)が大量に発生し、家の中が粉だらけになります。粉が室内に浮遊すると、家電や精密機器に悪影響を及ぼします。我が家でもプリンターがダメになって、はじめてその威力に気づきました。集塵機付きのサンダーを使って、家電類はしっかりとマスキングする必要があります。

cross012

下地材のパテ埋め補修

cross016

ファイバーテープで補強後パテ埋め

cross017

コーナーテープで補強後パテ埋め

cross015

家電をマスキング後ビニールで覆う

cross014

パテ埋め後のサンディング

previous arrowprevious arrow
next arrownext arrow

新しいリフォーム用クロスで簡単に貼り付ける

リフォーム用クロスか厚手のクロスを選べば、施工が簡単になります。
まず、貼る面より少し余裕を持たせて裁断したクロスに、専用の糊をローラーで均等に塗布します。(糊付きクロスでは必要ありません)
糊付けは、長めのローラーでやったほうが簡単です。ぼくは、大きめの「はけ」を使いましたので、均等にぬるのが難しく、作業時間も長くかかってしまいました。
貼り付けは、上から下へ、はけで空気を抜きながら行います。糊付けを均等にするためローラーも使ったほうがいいです。継ぎ目は、重なりを調整しながらローラーで圧着します。(糊付きクロスは、均等にするためのローラーがけはしなくても大丈夫です)

cross022

クロスのジョイント部分の貼り付け

cross026

クロスをカッターでカット

cross021

クロスに糊付け

ローラー掛けで糊を平滑に

ジョイントコークでコーナー部分を密着

地ベラとカッターでカット

cross023

端をカッターでカット

previous arrowprevious arrow
next arrownext arrow

室内クロス全ての修復・リフォームをDIY

石膏ボードジョイントとコーナー
コーナーテープを入れて補強
ジョイント部分のパテ埋め平滑後のクロス
ファイバーテープを貼って補強
合板の上に貼ってもクロスはきれい
下地材が合板でも施工法は同じ

例:クロスの貼り付け

クロスを貼り付ける様子です。石膏ボードを除去したら、普段は除去しないと見えない構造材のチェックも行ったほうがいいです。我が家は、設計図通りに、「筋交い」などがきちんと施工されていました。残念ながら、耐震基準を満たしている「Z金具」(木造住宅の構造を安全に保つための認定接合金物)のチェックまではできませんでしたが…。
近所の家は、コンクリ土台と基礎部分(木材)が金具で接続してなく、家全体がずれていました!

wall3011

石膏ボードの除去

wall002

下地材と構造材確認

cross0011

石膏ボードジョイント部分のパテ埋め

wall003

クロスの貼り付け後

previous arrow
next arrow