足場のレンタルは個人でも可能です。ただし、ほとんどの業者は、被災直後にはレンタル不可でした。レンタル可でも法外な見積もりを提示する業者が多かったようです。
⇧写真のローリングタワーは、偶然見つけた近所の良心的な業者からレンタルしたものです。ローリングタワーとはキャスター付きで移動可能な仮設足場のことです。(高さ5m以上の足場などは有資格者の指揮が必要です)
足場を組んで高所のクロス貼り替えや外壁塗装をする
高所でも足場を組めば安全に作業できます。それでも作業に熱中しすぎて、2回ほど落ちてしまいました…運よく怪我はしませんでしたが。
石膏ボードを除去してみて、下地材の施工のずさんさに愕然としました。石膏ボードをビス止めする部分しか胴縁(「どうぶち」と読み、石膏ボードをビス止めする下地材)がなかったり、木材でなく石膏ボードの切れ端を使ってあるところさえありました。長さも当然バラバラ。どうせ見えないから、バレないと思ったのでしょう…。
プロは、手間とコストを考えなければならないので、ついやってしまうのかな?
素人だから、プロのように施工できないとあきらめてしまわないことが大切です。施工方法はネットでいくらでも分かります。いい材料を使い、手間を惜しまず、コストを考えなくよい素人のほうが、プロより安全できれいに仕上げることができます。
施工費用の9割は人件費で、材料費は1割といわれます。その分、DIYでは人件費がかからない分、いい材料を使え、施工も簡単になるのです。
また、新築やリフォームする時に、業者がきちんと施工しているのか、チェックするポイントが分かるようになるのが、DIYの良さのひとつかもしれません。
私は、新築時にCADで設計図はかきましたが(住宅会社の設計があまりにひどすぎて…でも耐震の計算まではしなかったという、今思えば無知って怖いです)、建築に対する興味はほぼありませんでした。
それが今では、建築資材や設計、耐震構造などに詳しい、住宅会社から嫌厭される人になってしまった気がします。
*下地材を増やして補強処理をしながら、石膏ボードをはめました。以前、クロスにできている段差の修復を、業者に頼んだことがありましたが、うまく直りませんでした。今回、自分でやったらきれいに貼れ、家族は喜んでいました。DIYすれば、なぜ段差ができていたのか理由が分かります。下地材などの施工の悪さが理由であることを、プロである住宅会社や工務店は分かっていたはずなのに、なぜ言ってくれなかったのでしょう…。
素人でも組み立てられるローリングタワー(移動式足場)



*軽トラで資材を運び、妻と2人でローリングタワーを組み立てました。2段で約3.4mほどになり、安全性と移動性を両立できる足場として、とても役に立ちました。軽トラのレンタルと合わせて1週間で約2万円ほどでした。ローリングタワーの組み立ては簡単なので、タワー幅より広いスペースさえあれば、素人が手軽に利用できる足場です。
ちなみに、業者に頼んで足場を組むと10万円程度はします。被災後は、いつもなら15万円の近所の業者の見積もりは50万円でした(笑)




