
寄贈先:山鹿市平山温泉 お宿 湯の蔵
素朴な模様が、静かに心を惹きつける作品です。 自然石の質感に、べんがら・粘土・木炭による彩色が重なり、 1500年という時を経てもなお、美しく保たれているその姿に、深い感動を覚えます。
描かれているのは、祈りなのか、暮らしの記憶なのか—— 色もかたちも、風化の中でなお語りかけてくるようです。
素材に宿る力と、造形に込められた思いが、 今を生きる私たちの感性に、そっと触れてくるような一枚です。
この作品は、古代の美意識と現代のまなざしが交差する場所で、 静かに、そして確かに、時間を超えた対話を生み出しています。