
寄贈先:熊本日日新聞 6F役員室
天草・崎津の教会。 宮崎は、この教会を裏山の中腹から見下ろす構図が最も美しいと感じていました。 足場の悪い斜面に立ち、木々の間から教会の姿をすかして見つめながら、 慎重に構図を探り、筆を重ねていった一枚です。
画面には、教会の静かな佇まいと、周囲の自然が織りなす調和が描かれており、 その視点だからこそ捉えられた、土地に根ざした祈りの風景が息づいています。
この作品には、描くことへの集中と、場所への敬意が込められていて、 宮崎自身がとても気に入っている一枚でもあります。
見る人の心にも、静けさと奥行きがそっと届くような、 まなざしの深さを感じさせる作品です。