島の造船所

白が導く 構造の呼吸
対岸から見た 働く風景
宮崎が描く 静けさのかたち

タイトル「島の造船所」の宮崎の油絵作品画像 2004年70回記念東光展作品 F100サイズ
島の造船所 2004 70回記念東光展 F100

天草大矢野町の入り江に佇む造船所。 その風景は、海と空、鉄と光が交差する静かな場所です。

宮崎はこの造船所を、対岸から見つめながら描いています。 画面の中では、白の配置に工夫を凝らし、構造物の重なりや空気の抜けを丁寧に構成しました。

白は、光の反射だけでなく、空間の呼吸や静けさを表す要素として使われており、 造船所という無骨な風景に、清らかな余白を生み出しています。

この作品には、働く場の力強さと、風景に宿る静謐さが同時に描かれていて、 鑑賞者のまなざしに、土地の記憶と構造の美しさがそっと触れてくるようです。

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