
寄贈先:熊本市 白河部 邸
雄大な自然を感じてもらいたい—— そんな思いから、宮崎はアメリカからホームステイに来ていた女子学生を阿蘇へ案内しました。 しかし、彼女の口から出たのは「可愛い山ですね」という言葉。 そういえば、彼女はロッキー山脈の麓で育った人でした。
その後、島原にも足を運び、船上から海を眺める時間を過ごしました。 彼女は飽きることなく、静かに海を見つめ続けていたそうです。
この作品には、風景そのものだけでなく、 異なる文化や感性が交差する瞬間が描かれています。 宮崎が見つめたのは、自然の表情と、それに向き合う人のまなざしです。
阿蘇の山と島原の海—— それぞれの風景が、見る人の記憶や背景によって異なる意味を持つことを、 宮崎は静かに受け止めながら、画面に落とし込んでいます。