初心者・独学でもできる!LP制作の流れとコーディング手順-目的達成のための構成・デザイン・実装ガイド

「LPって何から始めればいいんだろう…」「案件を受けたいけど、構成やコーディングの進め方が分からない」

そんな悩みを抱える独学フリーランスの方向けに、本記事ではLP(ランディングページ)制作の基本と、クライアントとのやり取りから実装・公開・改善までの流れをわかりやすく解説します。

ユーザーの行動を促すために設計されたLPは、1ページだからこそ構成力と目的達成力が求められます。この記事を読めば、初めてでも安心してLP案件に挑戦できます!

「ぼくら」の失敗談

1.ペルソナ設定したのに上手く活かせてなかった。⇒提示するファーストビューに「一発で刺さる言葉」を使ったり、ペルソナが普段使う言葉を盛り込み、共感度を高めたりすることが難しい。

2.整理力と共感を求める視点が不足し、情報過多になってしまいがちだった。⇒「何をすればいいのか明確に示し」、「自分でもできそうと思わせる構成」で、「無理なく始められる導線と文言」にすべきだった。

1.LP(ランディングページ)とは?|目的達成に特化したWebページ

⑴.商品・サービスの魅力を伝えるための縦長ページ

LP(ランディングページ)とは自社の商品やサービスを宣伝する縦長の1ページサイトです。
ユーザーが最初にアクセスするページで、特定のアクション(購入・問い合わせ・資料請求など)を促すことに特化したWebページです。
「お問い合わせ」や「商品購入」など、各LP毎に目的に応じて情報をユーザーに分かりやすく提供しています。

⑵.「資料請求」「購入」「問い合わせ」など明確なゴールがある

LPコーディングのやり方は、基本どの案件でも変わりません。営業マンが1ページでプレゼンしてクロージングまで持っていくような構成になります。 だからこそ、情報のレイアウトや順番、デザイン、言葉選びがとても重要になります。

  • LPの具体的な構成要素
    ○キャッチコピー(ファーストビュー)   ○商品・サービスの特徴やメリット
    ○お客様の声・実績   ○料金・プラン   ○CTA(Call To Action)ボタン

2.LP制作の流れ|独学者でも安心して進められる7ステップ

  1. ヒアリング:(目的・ターゲットの明確化)
    競合や参考サイトの共有、KPI(成果指標)の確認など
    *ここでズレがあると、後工程で大きな手戻りが発生します。
  2. 構成案/ワイヤーフレーム設計
    ファーストビュー、ベネフィット、実績、CTAなどの構成要素を設計
    *クライアントと構成の流れや情報量をすり合わせます。
  3. デザインラフ提案
    トンマナ(色・フォント・雰囲気)を共有
    クライアントの好みやブランドイメージを反映
    *参考デザインや競合LPを見ながら方向性を固めます。
  4. コピーライティング/素材収集
    キャッチコピーや本文の草案を作成
    クライアントから写真・ロゴ・実績データなどの素材提供を依頼
  5. デザインカンプ提出/修正
    完成イメージを提示し、細部の調整を行う
    CTAの文言やボタンの色など、成果に直結する部分は特に丁寧に確認
  6. コーディング・実装
    レスポンシブ対応、フォーム設置、アニメーションなどを実装
    クライアントと動作確認(テストアップ)
  7. 公開/改善提案
    本番公開
    アクセス解析やヒートマップを使って改善点を洗い出す
    必要に応じてABテストやブラッシュアップを提案

3.LPコーディングの考え方|営業マンのプレゼンを1ページに落とし込む

LP(ランディングページ)のコーディングは、ただのWeb制作ではなく「1ページで信頼を得て、ユーザーに行動してもらうプレゼンツール」としての役割があります。その本質は、“営業マンのプレゼン”と同じです。
営業マンが商品を紹介し、相手の疑問や不安を解消し、最終的に契約に導くのと同じように、LPも「情報 → 信頼 →行動」へと導く流れが必要です。

⑴.レイアウト・言葉選び・CTAの見せ方がカギ

⓵レイアウト(構成の順番)

  • 最初に“興味を引く” → ファーストビューでキャッチコピーや魅力的な画像を表示
  • 次に“納得させる” → ベネフィットや実績・お客様の声で信頼感を強化
  • 最後に“行動へ導く” → CTA(ボタン・フォーム)を見やすく・押しやすく配置

*この流れは、AIDMA・PASONAなどの心理モデルで設計すると効果的です。

⓶言葉選び(コピーライティング)

  • パッと読んで理解できるか? → 難解な言葉や社内用語はNG。小学生でもわかるくらいがベスト。
  • ベネフィット重視 → 商品の特徴ではなく「ユーザーが得られる未来」にフォーカス。
  • 感情に訴える文言を散りばめる → 安心感・期待・危機感などを盛り込むと反応率アップ。

*CTAの見せ方1つでCV率が数倍変わることもあるほど重要です。

⓷CTA(Call To Action)の見せ方

  • 設置場所:ページ内に複数配置(冒頭、中盤、末尾)
  • デザイン:色・サイズ・余白を工夫し目立たせる
  • 文言:「お問い合わせはこちら」より「無料相談してみる」など、行動しやすい言葉を使う

⑵.コンテンツの順番によって成果が大きく変わる

たとえば…

  • 声(実績・レビュー)を先に出すLP → すでに比較検討段階のユーザーには刺さる
  • ベネフィット重視のLP → まだ迷っているユーザーには有効
  • 価格や期間が先に出るLP → 強いニーズがあるユーザーには決断を後押し

*つまり、コンテンツの順番は「ペルソナ(ターゲット)」と「目的(購入か資料請求か)」に合わせて柔軟に設計すべきなんです。

LPは情報を詰め込む場所ではなく、“設計されたストーリー”でユーザーの行動を引き出す場所。 構成・言葉・順番が噛み合えば、1枚のページで「買いたい」「相談したい」という感情を生み出すことができます。ポートフォリオにLP案件を載せるときも、この流れと考え方を明示するだけで一気に説得力が増します。

4.LP構成の基本要素|テンプレートとして使える5つの要素

要素内容
ファーストビュー一目で伝わるキャッチコピー・画像
商品・サービス説明特長とベネフィットの伝達
実績・お客様の声信頼感と安心感の補強
価格・プラン購入の判断材料
CTAアクションを促すボタン・文言

5.コーディング前の情報整理が成果を左右する

  • LP制作で「コーディング前の情報整理」をしっかり行うことは、見た目の完成度以上に成果や満足度に直結する超重要工程です。
  • LPは「目的達成型ページ」なので、見た目だけでなく構成と伝え方が成果に直結します。
  • クライアントと“ゴールの共有”ができていないと、「綺麗だけどCVしないLP」になりがち。
    つまり、まずは「何のために、誰に向けて、何を伝えるのか」を明確にすることが最優先です。

*LP制作で「コーディング前の情報整理」をしっかり行うことは、見た目の完成度以上に成果や満足度に直結する超重要工程です。「デザインができる人」から「成果が出せる制作者」へのレベルアップを目指しましょう!

⑴.クライアントの目的を理解した構成が鍵

最も重要なのは「クライアントの目的や目標」「ターゲットユーザー(ペルソナ)」を把握することです。そのうえで、デザインを考えることになりますが、まずは情報収集です。

  • 「購入させたいLP」と「無料相談に誘導したいLP」では、言葉や構成の順序がまったく異なります。
  • ヒアリングで明確化するべき項目:
    • 目的:購入?問い合わせ?資料請求?予約? etc.
    • ペルソナ:誰が読むのか?年齢・悩み・関心ごとなど
    • KPI:CV率?滞在時間?スクロール率? etc.

*目的が曖昧だと、構成に“説得力”がなくなります。

⑵.参考資料の選定で「完成イメージのズレ」を防ぐ

クライアントの目的や目標、ターゲットユーザーに合いそうな参考資料を集めることから始めます。参考資料や競合例を見せながらクライアントと会話するとズレが減るメリットがあります。、完成品の良し悪しは、参考資料選びで決まるといってもいいぐらいです。ここが、ズレていると最後までやり直しを繰り返すことになります。「なんとなく、良い感じでお願いします」は危険です。 →参考資料があると、イメージのすり合わせが一気にスムーズになります。

  • デザインは言語化が難しいため、視覚的な参考資料(他社LPなど)を共有するのが鉄則です。
  • クライアントとの共有におすすめな資料:
    • 競合LP(方向性・構成・色味など)
    • 成功事例(CV率が高い・有名ブランドなど)
    • 好みのトーン(ナチュラル/クール/ポップ etc.)

⑶.競合LPの研究も品質向上のヒントになる

  • 他社LPを分析することで、次のような気づきが得られます:
    • 構成要素の順番や言い回し(何がどこにあるか)
    • CTAの工夫(色・文言・配置)
    • レビューや実績の見せ方(信頼感の作り方)

*分析するときの視点:

視点チェックする要素
レイアウトファーストビュー → ベネフィット → CTA の流れ
配色・フォントトンマナと印象(信頼感?温かさ?)
コピーライティングユーザー目線で語られているか
実績/声の見せ方数値・写真・感情の使い方

6.認識合わせと修正ルールの明確化|やり直しを防ぐ交渉術

LP案件で特に重要なのが「認識のズレを防ぐ交渉術」。 独学者がクライアントとやり取りする際、言った/言ってない・想定外の修正要求・納期オーバーなど、トラブルになりやすい要素を事前に防ぐ必要があります。

⑴.作業内容・優先順位・納期・修正回数を明示

依頼主と認識を合わせましょう。以下の情報を整理したら依頼主に提案しましょう。認識合わせとルール明示は、ただの「作業確認」ではなく、信頼される制作者になるための交渉スキルです。
その際、目的と優先順位を意識しましょう。
 ○今回の作業内容について   ○実現したいこと   ○修正回数や納期などのルール

⓵認識合わせ|コミュニケーションの土台づくり

制作前に「何を、どこまで、いつまでに」やるのかを合意しておくこと 

項目内容
作業内容デザイン/構成案/コーディング/公開までなのか、どこまで担当するか
優先順位「ファーストビューを最重要」「スマホ対応は必須」など重点ポイント
納期初稿提出・修正・本番公開までのスケジュールを明記
修正回数基本2回まで・それ以降は追加費用などのルールを提示

⓶修正ルールの明示|「言った/言ってない」を防ぐ

  • 修正回数やタイミングを明確化 例:「初稿→1回目修正→最終確認」の3ステップ
  • 無料修正範囲と追加費用の基準 例:「文言変更や色調整は無料」「構成変更は別途5,000円」など
  • 修正期限を定める →「5営業日以内に返信がない場合は自動確定扱いにします」といった運用ルールも有効

*重要なのは、“柔軟だけど線引きはある”ことをクライアントに伝える姿勢です。

⑵.トラブルを防ぐ契約書・覚書の重要性(ひな形紹介へ誘導も可)

  • 口約束ではなく、書面(PDFやメール)で残すことが基本
  • 作業範囲・納期・修正・費用・免責事項などを明記
  • 契約書にまでできなくても、覚書(簡易合意文書)で十分効果あり

7.まとめ・行動喚起(CTA)

LP制作は、ただデザインしてコーディングするだけでは成果に繋がりません。 目的の明確化 → 情報整理 → ユーザー目線の設計ができてはじめて、反応を得られるLPが完成します。

*まずは仮想クライアントを設定して、構成案から作ってみましょう!