初心者・独学でもできる!WordPressでコーポレートサイトを作成する実務ステップ④-設計・構成・注意点を解説

「コーポレートサイトって、どこから手をつければいいの?」 そんな独学でWeb制作を学ぶ方に向けて、この記事ではWordPressを使ったコーポレートサイトの作成手順と設計の考え方をわかりやすく解説します。 サイト制作では、「誰に、何を、どう伝えるか」を軸に構成を考えることが重要です。 情報が多すぎて迷子になるサイトや、デザイン重視で読みづらいサイト、更新されずに古く見えるサイトにならないよう、設計・構成・運用のポイントを押さえておきましょう。 本記事では、独学者がつまずきやすいポイントや、実務で使えるチェックリストも紹介します。
「ぼくら」の失敗談
1.デザイン優先で「誰に、何を、どう伝えるか」が曖昧だった。⇒デザインや技術よりも「構成・目的・情報整理」に関する視点を大切にすべきだった。
2.サービスサイトと混同してしまうような感じになっていた。⇒コーポレートサイトでは「企業理念・沿革・活動内容」を中心に構成する。また、ブランド紹介は載せるが、商品紹介や集客などはサービスサイトで行い、役割を分けて設計する。
コーポレートサイトとサービスサイトの違い
Webサイトにはサービスサイト、コーポレートサイト、採用サイト、ECサイトなどさまざまな種類があります。
コーポレートサイトとサービスサイトは、どちらも企業のWebサイトですが、目的・ターゲット・内容・運営体制が大きく異なります。
コーポレートサイトは、自社のことを知ってもらう、いわば企業の「顔」として、会社全体の情報を伝えるWebサイトです。
主な目的は、企業の信頼性・ブランドイメージの構築、理念、IR情報などの発信による企業のブランディングや、信頼構築などの役割を担うことです。
主なターゲットは、取引先・顧客、株主・投資家、メディア関係者、取引先の企業などで、さまざまな人が閲覧する可能性があります。
サービスサイトは、特定の商品やサービスに関する情報をのせたサイトです。サービスサイトのターゲットは見込み顧客がメインであり、集客を主な目的とし、自社の商品/サービスのサービス理解を高め、購入に繋げる役割があります。
多くの場合、サービスサイトはサービス部門のマーケターや営業担当などが運営を担います。顧客に自社サービスを魅力的に感じてもらうため、サイト内情報を常に更新し続けることが必要です。
コーポレートサイトは企業のブランディング、サービスサイトは集客やCVRというように、目的の違いが明確です。
ブランディングとは
ブランディングとは独自のブランドを作り、これに対する信頼や共感を通じて自社の価値向上や他社との差別化などを目指すマーケティング戦略のひとつです。 ブランディングはブランドを作り、世間に浸透させる活動すべてを言います。マーケティングが「商品を売るためのトータル的な戦略」なのに対し、ブランディングは商品あるいは企業に対する「消費者のイメージを高め差別化を図る戦略」になります。
一般的に「ブランディングの中核を担うのはコーポレートサイト」です。ただし、サービスサイトやLP(ランディングページ)もブランド戦略の一部として機能することが多く、目的に応じた役割分担があります。


